ニデック、デジタルツインで金属加工の効率化を実現する新技術開発…11月初公開へ

デジタルツイン技術のイメージ図
デジタルツイン技術のイメージ図全 1 枚

ニデックマシンツールは、金属加工業界の深刻な人手不足問題に対応するため、リアルの世界を高精度にシミュレーションで再現するデジタルツインプラットフォームを開発した、と発表した。

この技術により、実機検証の工程を大幅に削減し、効率的な生産を可能にする。

新プラットフォームは、仮想空間での検証やチューニングにより加工プログラムデータの完成度を極限まで高める。これにより、実際の機械とワークを使った事前検証なしに、狙った品質の加工をスピーディに実現できる。

この技術は「効率化・省人化された未来の生産のあり方を提案」と題して、11月5日~10日まで東京ビッグサイトで開催される「日本国際工作機械見本市(JIMTOF2024)」で初公開される。


《森脇稔》

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