シトロエンの小型EV『アミ』、改良新型のプロトタイプ発表…パリモーターショー2024

シトロエン・アミ改良新型のプロトタイプ(パリモーターショー2024)
シトロエン・アミ改良新型のプロトタイプ(パリモーターショー2024)全 8 枚

シトロエンは、パリモーターショー2024において、小型EV『アミ』の改良新型ののプロトタイプを世界初公開した。2025年前半にデビューする予定だ。

アミは過去4年間で自動車業界に新風を吹き込んだ異色の存在だ。従来の常識を覆す独特のスタイルで、個性的な地位を確立してきた。

改良新型アミは、現行モデルと同じサイズを維持しつつ、フロントとリアのデザインを一新する。より個性的な外観となり、「仲間」や「友人」としての存在感を高めている。フレンドリーでありながら、よりシャープなラインを採用した。

ヘッドライトは、まぶたのような黒いデザインで囲まれ、フロントガラスの下部に配置された。これにより、より表情豊かな新しい顔つきとなった。高い位置に配置されたヘッドライトは、前方をしっかりと見据えている。

フロントエンドは、よりシンプルでタイトなデザインとなった。フロントガラス下の傾斜部分には、ブランドの新しいロゴが斜めに配置されている。

改良新型アミには、シトロエンの名車『2CV』へのオマージュも込められている。フロント右のフェンダーとリア左のフェンダーには、1948年に登場した2CVのフロントフェンダーのスロットを彷彿とさせる縞模様が配されている。2025年には77年の時を隔てることになるが、アミは2CVの後継車を目指している。

サイドには、現代的なチェッカーボードパターンのホイールキャップや、リアクォーターパネルのステッカーなど、さまざまなグラフィックデザインが施されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る