[Pro Shop インストール・レビュー]VW シロッコ(出口浩基さん)by Warps 後編

[Pro Shop インストール・レビュー]VW シロッコ(出口浩基さん)by Warps 後編
[Pro Shop インストール・レビュー]VW シロッコ(出口浩基さん)by Warps 後編全 7 枚

AVセンターユニットの設置に始まった愛車のVW『シロッコ』へのオーディオセットアップ。オーナーの出口さんは高音質化にも興味を持ち広島県のWarpsでシステムアップを実施。レベルの高い足まわり&内外装カスタムとのバランスも保つ一台を作り上げた。

【画像全7枚】

◆スピーカーやサブウーファー追加に加えてアウターバッフル化も視野に入れて進化中

車内でスマホのブルートゥース接続を利用したくて導入したAVセンター(カロッツェリア・FH-9400DVS)がきっかけになって、オーディオの音質アップに魅了されることになった出口さん。フロントスピーカーをブラムに交換しツイーター取り付けもグレードアップするなど、音の進化を楽しんでいる要素。

取材時の直前に追加したパワードサブウーファー(フォーカル・iSUB)でひととおりのシステムは完成して、すっかり高音質化したサウンドを楽しんでいる段階だ。しかし大好きな女性ボーカルをもっと良い音で楽しむために、お気に入りのフロントスピーカーとなっているブラムのL165Pをもっと良い状態で鳴らしたいとも思っているようだ。そのひとつの解決策となりそうなのがミッドバスのアウターバッフル化だ。中低域のサウンドの鮮度をアップして、全帯域での高音質を引き出すのもひとつのプランとしてあるという。

すっかりオーディオシステムアップにどっぷりと浸っている出口さんだが、クルマのカスタムも同時並行して進めている点もクルマ好きならでは。そのバランス感覚もカスタム全般を長く楽しんでいく秘訣なのかも知れない。ここからは少しシロッコのカスタムについて紹介して行くこととしよう。

◆リバレルを施した渾身のホイールセットや選びに選んだブルーカラーでボディをペイント

出口さんのカスタムにおける一番のアピールポイントになったのは足まわりだ。ホイールにチョイスしたのはBBSのRT cruise。16インチ・4穴を加工、18インチリバレルを施して10J IN21サイズにリメイクしてしまったオリジナル。大好きな5本スポークのディスクデザインをベースにトリプルステップリムを備えるスタイリングもお気に入り。リムディスクは粉体塗装を施し、ピアスボルトはポリッシュ仕上げとするなど、細部まで徹底してこだわったフォルムはシロッコを一段とスタイリッシュなクルマへとグレードアップさせている。

ボディカラーにもオーナーはかなりのこだわりを持ってセレクトした。青系のボディカラーが望みだったのだが、いろいろ探して最終的に選んだのはルノー『トゥインゴ』の純正色であるブルードラジェ。淡い水色といった表現が似つかわしいポップなカラーリングだが、上質で品のあるブルーなのが特徴。ホワイトのホイールカラーにピタリとフィットするのもこのベース色があったからこそだ。

◆エアサスによるローフォルムも加えて理想のシロッコを着実に作り上げている

さらに足まわりはエアサスでローフォルムを追求する。フェンダーに適度に飲み込まれるタイヤ&ホイールのフォルムを考えてロワード量を調整。塊感のあるボディが美しいフォルムを描いている。

オーディオと同等に外装&足まわりカスタムに力を入れ続けている山口さん。各地のカーショーにも頻繁にエントリーするなど、カスタムシーンとの関わりも深い。そんなカーショーへの遠征時に役立つのが音の良いオーディオだという。どんな曲にも合うようにセッティングしてもらったオーディオは、ドライブシーンに合わせた音楽再生をいつでもどこでも楽しめる環境を整えた。

オーディオのシステムアップとカスタムをバランス良く楽しんでいる山口さん、これからも理想のクルマ作りと高音質を追求してシロッコのカスタムを続けていく予定だ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る