トヨタレンタカー、翻訳対応透明ディスプレイを店舗に初導入

TOPPAN製の翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」カラー版
TOPPAN製の翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」カラー版全 2 枚

トヨタモビリティサービス(TMS)は11月1日、増加する訪日外国人観光客(インバウンド)のレンタカー需要に対応するため、TOPPAN製の翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」カラー版を、全国で初めて都内3店舗に導入すると発表した。

近年、訪日外国人の増加に伴い、レンタカーの需要が急増しているが、多言語での対応が難しいことが課題であった。今回のディスプレイ導入により、正確で迅速な情報伝達が可能となり、スムーズで快適なサービス提供を目指す。

「VoiceBiz UCDisplay」は13言語に対応し、音声またはキーボード入力された言葉を自動で翻訳し、透明ディスプレイに表示する。これにより、円滑な多言語コミュニケーションが可能となる。さらに、難聴者や言語障がい者とのコミュニケーションも支援するユニバーサルサービスだ。

最新の翻訳アルゴリズムと言語モデルを搭載し、固有名詞・定型文登録機能により精度向上を実現。また、翻訳機能を利用しない時はサイネージとして情報提供が可能である。カラー版は視認性が向上し、機器の移動も容易になった。

TMSは今後も「VoiceBiz UCDisplay」の導入拡大を通じて、多言語対応を強化し、さらなる顧客満足度の向上を目指していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る