フォーミュラドリフトの名将、『ダルマセリカ』をレストア&カスタム…SEMAショー2024

初代トヨタ『セリカ』のレストア&カスタムモデル
初代トヨタ『セリカ』のレストア&カスタムモデル全 5 枚

ENEOS(エネオス)は11月5日(日本時間11月6日未明)、米国で開幕するSEMAショー2024において、1972年式トヨタ『セリカ』のカスタマイズモデルを初公開する。

【画像全5枚】

フォーミュラドリフトの名将として知られるスティーブン・パパダキス氏が、20年以上放置されていたこのセリカを発見し、フォーミュラドリフトのシーズンオフに個人的なプロジェクトとしてレストアを開始した。その過程は彼のソーシャルメディアで公開され、数十万回の視聴を記録している。

レストア作業では、ボディワークを金属むき出しの状態から全面的に改修。1.8リットルの18R-G型エンジンは完全に再構築され、排気量を2.2リットルに拡大。ENEOSのモーターオイルを使用し、デュアル44ミクニPHHサイドドラフトキャブレターに変更された。また、信頼性向上のためモータースポーツ仕様の配線ハーネスを採用し、LinkのECUを搭載している。

初代トヨタ『セリカ』のレストア&カスタムモデル初代トヨタ『セリカ』のレストア&カスタムモデル

エンジンは8000rpmに近い回転数で170hpを発揮。これに対応するため、前後にウィルウッド製の4ピストンビッグブレーキを装着した。サスペンションもJRZダンパーやテクノトイチューニング製のフロントスピンドルなど、大幅にアップグレードされている。

外観では、TRDスタイルのオーバーフェンダーを採用し、ホイールとタイヤの幅を拡大。リップスポイラーとリアウイングも追加され、セリカの存在感を高めている。

パパダキス氏は、インポートドラッグレースで輝かしい実績を持つレーサーだ。フロントホイールドライブのチューブシャシードラッグカーを初めて製作し、世界最速のFWDおよびRWDホンダでレコードを樹立。1999年にはSEMAインポートレーサー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

2004年からフォーミュラドリフトに参戦し、パパダキス・レーシングは2007年、2008年、2015年、2021年、2022年にチャンピオンシップを獲得。その間も常にトップ3に入る成績を残し、パパダキス氏自身も何度もチーム・マネージャー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。

《森脇稔》

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