世界初の「AI定義自動車」が中国で発売、シャオペンの高級セダン『P7+』

XPENG(シャオペン、小鵬汽車)の世界初のAI定義自動車『P7+』
XPENG(シャオペン、小鵬汽車)の世界初のAI定義自動車『P7+』全 4 枚

EVメーカーのXPENG(シャオペン、小鵬汽車)は、世界初のAI定義自動車『P7+』を中国市場で発売した。

世界初のAI定義自動車『P7+』

P7+は高度なAI駆動技術を搭載し、プレミアム品質と先進的な知能運転機能、スマートコックピット体験を提供する。この発売は、XPENGがグローバル規模でAI定義モビリティの先駆者となる決意を示すものになるという。

P7+は、XPENGのAI定義モビリティのビジョンを具現化し、「エグゼクティブセダン」の快適性と先進的なAI機能を融合させている。P7+は知能運転とコックピット機能の両方に大規模AIモデルを組み込んだ初の車両となった。これらの革新は、ユーザーにシームレスでパーソナライズされた走行体験を提供することを目指している。

P7+は、XPENGの自社開発したXOS 5.4とAIホークアイビジュアルソリューションを搭載し、全ラインナップでAI駆動の高度なADASを標準装備した世界初の車両。AIホークアイビジュアルソリューションは、2つの8Mカメラ、ミリ波レーダー、超音波レーダーを組み合わせ、明確で精密な長距離視覚を実現。これにより、P7+は低光量から高コントラストまで、さまざまな照明条件や天候下で効果的に機能する。

XOS 5.4プラットフォームは、人間のような相互作用を4倍に向上させ、車線変更の成功率を53%、迂回処理を155%改善している。さらに、モデルの更新と月次OTAの改善により、P7+は追加のコストなしで常に進化する運転体験を提供する。

XPENG(シャオペン、小鵬汽車)の世界初のAI定義自動車『P7+』XPENG(シャオペン、小鵬汽車)の世界初のAI定義自動車『P7+』

P7+のコックピットには、XPENGの独自のX-GPTモデルが統合され、Qualcomm 8295Pコックピットチップにより50%の性能向上を実現。このシステムにより、インテリジェントで自然な音声対話が可能となり、深い理解力を持つ。また、一つの簡単な音声コマンドで一連の機能を起動できる。

エネルギー効率においても、P7+は業界をリードし、10km/kWhを達成している。この画期的な成果は、最適化された車両設計と製造、効率的な電力管理、XPENGのX-HP 3.0スマート熱管理システム、精密な走行制御という4つの核心的イノベーションによって実現された。実世界のテストでは、P7+は業界トップクラスの116.89%の航続効率を示している。

P7+はSUVクーペのハイブリッドとして、プレミアムエグゼクティブセダンを超える空間を提供する。全長5056mm、ホイールベース3000mmのボディに、世界最薄のバッテリーパック(厚さ109mm)を採用することで、後部座席の頭上空間を973mm確保し、乗員が充分にくつろげるスペースを実現している。

また、0-100km/hの加速は5.9秒、制動距離は35mと、P7+は性能と快適性の両面で優れている。XPENGは、OTAアップデートを通じて航続距離とエネルギー効率をさらに向上させ、ユーザーのEV走行体験を最適化することを目指している。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  2. スズキ初の軽EV『eスカイ』発売へ、その使命とは…開発責任者「アルトのように“時代に残る”1台に」
  3. 「危険運転」監視の警報装置、2031年から全新型車に搭載を義務化[新聞ウォッチ]
  4. メルセデスAMG『CLA 45』新型、ニュルでセグメント最速タイムを記録…3モーターで680馬力
  5. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
  4. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
  5. スズキ初の軽EV『eスカイ』発売へ、その使命とは…開発責任者「アルトのように“時代に残る”1台に」
ランキングをもっと見る