横浜ゴム、イスラエル工場を年内に閉鎖へ…生産拠点の最適化を推進

横浜ゴム
横浜ゴム全 1 枚

横浜ゴムは11月14日、オフハイウェイタイヤ(OHT)事業を展開する子会社アライアンス・タイヤ・カンパニー・リミテッドのイスラエル工場を2024年12月末で閉鎖すると発表した。

同工場は70年以上の歴史を持つが、近年の市場環境の変化により競争力が低下していた。

イスラエル工場閉鎖の背景には、南アジアにおけるタイヤ製造コストの優位性がある。主要タイヤメーカーが原材料の産地に近く、労働力が豊富で人件費の安い南アジアに生産拠点を設立してきたことで、イスラエルでのタイヤ製造コストは競争力を失っていた。また、主要市場への輸送費の観点でも、南アジアのタイヤメーカーに対する優位性を失っていた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「ランクル250の対抗馬?」三菱の次期『パジェロスポーツ』は日本市場復活なるか、SNSでは期待の声続々
  2. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  5. 「今までのルノー車にはないデザイン」6代目となった新型ルノー『ルーテシア』、ファンの注目は“F1由来”の技術
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る