トヨタ主導、オープンソースソフトウェア活用促進へ…AGLが専門家グループ立ち上げ

トヨタ、ボルボ、ホンダ、パナソニック、ボッシュの幹部がAutomotive Linux Summit 2024のパネルディスカッションに参加
トヨタ、ボルボ、ホンダ、パナソニック、ボッシュの幹部がAutomotive Linux Summit 2024のパネルディスカッションに参加全 1 枚

Automotive Grade Linux(AGL)は、自動車業界におけるオープンソースソフトウェアの活用を促進するため、新たにオープンソースプログラムオフィス(OSPO)専門家グループを設立した。このグループはトヨタが主導し、パナソニックやアイシンがサポートする形で運営される。

近年、自動車業界ではソフトウェア開発への投資が増加しており、オープンソースソフトウェアの重要性が高まっている。トヨタやスバルなどの自動車メーカーは、インフォテインメントやインストルメントクラスターのアプリケーションにオープンソースソフトウェアを採用している。また、研究開発やテスト、車両とクラウドの連携、フリート管理など、様々な分野でオープンソースの活用が進んでいる。

すでにトヨタ、ホンダ、ボルボなどの自動車メーカーは独自のOSPOを設立している。新たに設立されたAGLのOSPO専門家グループは、これらの企業が課題や解決策を共有し、情報交換やベストプラクティスの開発を行う中立的な場を提供する。これにより、他の自動車メーカーがOSPOを構築する際の支援も行う。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 外国人の運転免許証切り替えを厳格化、訪日観光客は申請不可に[新聞ウォッチ]
  4. 社員がカスタム、BMW『R 1300 R TITAN』発表…亜酸化窒素ブーストだっ
  5. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る