ミシュランがタイヤ価格を5~8%値上げへ、2025年2月から…原材料価格が高騰

ミシュラン プライマシー SUV+(参考)
ミシュラン プライマシー SUV+(参考)全 2 枚

日本ミシュランタイヤは、「ミシュラン」と「BFグッドリッチ」ブランドの国内市販用タイヤの価格を2025年2月1日から改定すると発表した。値上げ率は平均5~8%となる。

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同社は生産性向上やコスト削減に努めてきたが、世界的なインフレや調達コストの上昇、エネルギー価格や人件費、原材料価格の高騰が製造費に大きな影響を与えているという。自社努力だけでは吸収困難と判断し、今回の価格改定を決定した。

値上げの対象となるのは、乗用車やライトトラック用タイヤ(夏・冬)、二輪車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ(夏・冬)、チューブ・フラップなど。商品によって改定率は異なる。

自動車業界では、原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱が続いており、タイヤメーカーも対応を迫られている。ミシュランの今回の決定は、業界全体の傾向を反映したものといえる。

《森脇稔》

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