アウディマークがリアで光る、新型EV『A6 e-tron』に革新的照明技術を採用

光る4リングスを採用するアウディA6スポーツバックe-tron
光る4リングスを採用するアウディA6スポーツバックe-tron全 5 枚

アウディは12月3日、新型電気自動車(EV)『A6 e-tron』に革新的な照明技術を採用したと発表した。A6 e-tronは、リアに4つのリングを照らす初のアウディ車となる。

この新技術は、ブランド認識と安全性を巧みに組み合わせたもので、ブランドの象徴であるロゴを夜間にも際立たせるために考案された。

アウディの照明技術チームは、コンセプトカーでの成功を受けて量産車への導入を進めたが、法的要件の遵守が大きな課題となった。特にヨーロッパ市場では、照明リングの使用に関する規制が存在しなかったため、法案の進展に柔軟かつ迅速に対応する必要があった。

光る4リングスを採用するアウディA6スポーツバックe-tron光る4リングスを採用するアウディA6スポーツバックe-tron

照明リングのデザイン仕様は最大の挑戦だったという。昼夜を問わず高品質で精密な外観を保つために、白い塗装を通して理想的な赤色を作り出す必要があった。さらに、開発の終盤で追加されたブラックスタイリングパッケージでは、フロントとリアのリングを暗くすることが求められた。

アウディの照明技術は、デジタル化と個別化を通じて安全性を高める役割を果たしている。例えば、事故や故障を事前に警告するコミュニケーションライトは、第2世代のデジタルリアライトのおかげで実現可能となった。アウディはこれを、道路利用者間の新しい光を用いたコミュニケーションの始まりに過ぎない、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  4. アキュラが新型EV『RSX』プロトタイプを発表…新世代ホンダEVプラットフォーム
  5. 「カッコ良すぎて惚れました」アウディが国内先行展示した新型『e-tron GT』に、ファンの報告続々と
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る