コンチネンタルは12月3日、AI技術を活用して企業の車両管理ソリューションを手がける子会社のゾナーを、クラウドベースのIoTフリートソリューションとGPS追跡技術企業のGPSトラッキットに売却すると発表した。
この売却は、コンチネンタルが昨年発表した自動車グループ部門の再編戦略に沿ったものだ。同戦略は、コア事業に注力し、事業運営を効率化することを中心としている。
コンチネンタルの執行役員で自動車部門責任者のフィリップ・フォン・ヒルシュハイト氏は、「ゾナーの売却は、より広範な自動車戦略の一部であり、焦点を絞り、基本的な強みを高めることを目的としている。市場が進化し続ける中、価値創造に焦点を当てることが、戦略的取り組みの基礎。コンチネンタルは、イノベーションと卓越した業務を活用して市場での地位を強化し、成長を優先するためにコアコンピタンスにさらに投資することに取り組んでいる」と語る。