「仮想ヘッドユニット」でカーナビ開発を加速、MapboxとArmが提携

カスタムナビゲーションスタイルをロード中のMapbox仮想ヘッドユニット (Mapbox VHU)
カスタムナビゲーションスタイルをロード中のMapbox仮想ヘッドユニット (Mapbox VHU)全 1 枚

位置情報サービスを手がけるMapboxは12月17日、半導体設計大手Armと提携を結び、「仮想ヘッドユニット(Virtual Head Unit, VHU)」を発表した。

このクラウドベースのソリューションは、Armベースの車載ハードウェアを仮想化し、Mapboxのナビゲーションスタックを統合することで、自動車メーカーによるナビゲーションシステムの開発を迅速化する。

自動車業界がソフトウェア定義車両(SDV)へと移行する中、自動車メーカーにはスマートフォンのように継続的に更新されるデジタル体験の実現が求められている。従来、ソフトウェアの検証は物理的なハードウェアの準備状況に依存しており、遅延や物流の課題が生じていた。MapboxのVHUは、開発者がすぐに使えるクラウドベースの仮想マシンとしてArmベースの車載ハードウェアをエミュレートし、Mapboxのソフトウェアスタック全体を統合することで、これらの課題を解決する。


《森脇稔》

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