住友化学、中国PP事業を現地企業に譲渡…自動車部品素材の競争力強化へ

住友化学のアンダーエンジンシールド(参考)
住友化学のアンダーエンジンシールド(参考)全 1 枚

住友化学は、中国におけるポリプロピレンコンパウンド事業会社2社の株式の全持分を、現地コンパウンド事業会社の仕天材料科技有限公司(英語名Guangzhou Suptech Material Technology Co., Ltd.)に譲渡したと発表した。

ポリプロピレンコンパウンドは、ポリプロピレン(PP)に合成ゴムやガラス繊維、無機フィラーなどを混練し、機能性や剛性などを向上させた高性能材料。主に自動車のバンパーや内装材、家電製品などに使用されている。

住友化学は2000年代から、主要顧客である日系自動車メーカーのグローバルな供給体制の構築に合わせ、北米、欧州、アジアにおいて製造・販売拠点を拡充してきた。しかし、中国市場では現地のコンパウンド事業者がシェアを急拡大しており、今後さらに厳しい競争環境が見込まれている。

《森脇稔》

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