オペル、EVを全車種に設定…ドイツの自動車メーカー初

オペル・コルサ・エレクトリック
オペル・コルサ・エレクトリック全 6 枚

オペルは、ドイツの自動車メーカーとして初めて、EVを全車種に設定したと発表した。

EVを全モデルに設定したオペル

オペルが2024年、全ての乗用車および商用車モデルで、EVが選択できるようになった。これにより、オペルはドイツ初の全車種電動化を実現したメーカーとなる。

オペルのフローリアン・ヒュットルCEOは「創立125周年の記念の年に、私たちは誇りを持って『オペルは電気自動車』と言えるようになった。ドイツの自動車メーカーとして初めて、全てのモデルでバッテリー電気駆動を提供します」とコメントした。

オペル・グランドランド・エレクトリックオペル・グランドランド・エレクトリック

同社の電動化戦略は、EVだけでなく、プラグインハイブリッド、48Vマイルドハイブリッド、さらには水素燃料電池車まで幅広い選択肢を用意している。これにより、顧客のニーズに合わせた多様な電動化ソリューションを提供する。

2024年以降、オペルは電動化攻勢をさらに加速させる計画だ。注目すべき新モデルとして、新型『グランドランド』が挙げられる。このSUVは97kWhのバッテリーを搭載し、WLTPモードで最大約700kmの走行が可能となる見込みだ。また、プラグインハイブリッド版も用意され、電動四輪駆動システムを採用する。

さらに、『フロンテラ』シリーズにも「ロングレンジ」と呼ばれる完全電気自動車モデルが追加される。このモデルは1回の充電で約400kmの走行が可能だ。加えて、7人乗りまで対応するハイブリッドモデルも登場する予定だ。

オペル・フロンテラオペル・フロンテラ

商用車部門では、新型『モバノ ハイドロジェン』が複数の市場で展開される。また、次世代の『ビバロ ハイドロジェン』発売予定だ。これらの水素燃料電池車は、長距離輸送や頻繁な充電が難しい業務用途に適している。

オペルの電動化戦略は、環境に配慮しつつ、デザインや最新技術を融合させた魅力的な自動車を提供することを目指している。ヒュットルCEOは「2025年も変わらぬペースで進化を続ける。まもなく、パワフルな電動四輪駆動モデル、新型『モッカ』、さらに航続距離が伸びたグランドランドとフロンテラのEVを楽しみにしてもらえるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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