「さようなら。ありがとう」スズキ『スイフトスポーツ』現行モデルの生産終了に、SNSでは惜別の声

スズキ スイフトスポーツ ZC33S ファイナルエディション
スズキ スイフトスポーツ ZC33S ファイナルエディション全 20 枚

スズキは、スポーツコンパクトカー『スイフトスポーツ』に特別仕様車「ZC33S ファイナルエディション」を設定し、2025年3月から2025年11月までの期間限定生産をおこなうと発表した。現在販売しているスイフトスポーツの標準車は、2025年2月に生産を終了し、在庫がなくなり次第、販売終了となる。このニュースを受けSNSでは、大人気ホットハッチの生産終了を惜しむ声が続出している。

スイフトスポーツ ZC33S ファイナルエディション

今回発売する特別仕様車のエクステリアは、フロントグリル・アルミホイールなどをグロスブラック塗装に仕上げたほか、専用デザインのブレーキキャリパーやエンブレム、Cピラーデカールを採用し、スイフトスポーツの魅力を引き立てるコーディネートとした。

インテリアは、インパネ・ドアトリム・コンソールにヒートグラデーション加飾を施したほか、グロスシルバーのステアリングガーニッシュの採用により、ドライバーの高揚感が高まるようなデザインとしている。

スイフトスポーツのベースとなる『スイフト』は、2023年12月にフルモデルチェンジしており、スイフトスポーツのみが従来型を販売していた。現行スイフトをベースとした次期型の登場は明かされていないが、従来型スイフトスポーツの販売終了が間近であることはファンの間でも話題となっていた。

現行スイフトスポーツ生産終了の報を受け、SNSでは惜しむ声が多く上がっている。

「さようなら。ありがとう。これからも大切に乗ります!」や「ファイナルエディションなんて 欲しくないよ 「僕のエディション」 にするからね」、「生産しゅうりょなんですか…好きだったのでなんか寂しい…」(原文まま)など、スイフトスポーツが多くの人に愛されている車だということが分かる。

また、200万円強で買える希少なMTホットハッチ車ということもあり、「惜しまれつつ…終了か。 やっぱ寂しいな…。MTに乗りたいのに。」「この価格帯でMT買うとしたら、これしか無いんだよなぁ。。」「またひとつ、スポーツコンパクトが消えるのかよ。」など、ジムカーナやラリーで活躍しているモータースポーツの観点からもスイフトスポーツを惜しむ声が多かった。

現段階で確定しているのは現行モデルが生産終了するということのみ。新型スイフトをベースとした次期モデルは登場するのか? 要注目だ。

「ZC33S ファイナルエディション」の発売は2025年3月19日。価格は6MT車が232万9800円、6AT車が240万1300円。1月10日に開幕する東京オートサロン2025ではいち早くその実車を見ることができる。

《宮崎巧郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る