豊田自動織機、ディーゼルフォークリフトの出荷再開へ…2025年1月から

豊田自動織機のフォークリフト(参考画像)
豊田自動織機のフォークリフト(参考画像)全 1 枚

豊田自動織機は、排出ガス規制違反により出荷を停止していた一部のディーゼルエンジン式フォークリフトについて、2025年1月8日から出荷を再開すると発表した。

同社は2023年3月、フォークリフト用エンジンの排出ガス性能に関する国内認証で法規違反があったことを公表した。これを受けて、1.5~8.0トン積ディーゼルエンジン式フォークリフトおよび1.0~3.5トン積ガソリンエンジン式フォークリフトの出荷を停止していた。さらに2024年1月からは、3.5~5.0トン積ガソリンエンジン式フォークリフトの出荷も停止していた。

今回出荷を再開するのは、2.0~3.5トン積ディーゼルエンジン式フォークリフト(オフロード車)。新たにオフロード法(特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律)に基づく特定特殊自動車の型式届出を行い、規制に適合したことで出荷が可能となった。

対象となる車種は「ジェネオ」(オフロード車)で、定格荷重2.0~3.5トン、2.4リットルディーゼルエンジン(クボタV2403)を搭載している。年間出荷台数は約6000台を予定している。

同社は、再発防止策の着実な実施に向け、全社をあげて取り組んでいく。

その他の車種についても、出荷再開に向けた取り組みを進めている。なお、2024年10月31日に公表した2025年3月期業績予想に変更はないとしている。

《森脇稔》

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