マイナス40度でドア開閉の耐久性テスト、ジャガーランドローバーが自動ロボット「ルディ」導入

JLRが自動ロボット「ルディ」を導入しマイナス40度でドア開閉の耐久性テスト
JLRが自動ロボット「ルディ」を導入しマイナス40度でドア開閉の耐久性テスト全 3 枚

ジャガー・ランドローバー(JLR)は、自動ロボット「ルディ」を車両の耐久性や品質確認テストに導入したと発表した。

【画像全3枚】

JLRは、英国のゲイドン・エンジニアリングセンターに2100万ポンドを投じた最新のテスト設備を導入し、次世代の高級車開発に向けた取り組みを強化している。その中心となるのが、自動ロボット「ルディ」だ。

ルディは、マイナス40度という極寒の環境下で、JLR車両のドアの耐久性と品質をテストする重要な役割を担っている。12週間にわたるテストサイクルでは、ドアの開閉を8万4000回繰り返し、車両の生涯使用を再現する。これは、人間が週3回ジムでウェイトトレーニングを17年以上続けるのと同等の負荷だという。

テスト環境の温度設定は、北極圏の平均気温に相当するマイナス40度から、カリフォルニア州デスバレーの日中の気温に匹敵する82度まで幅広く設定されている。ルディは、ドアの開閉音や振動、パネルの位置合わせ、ヒンジやロック機構の剛性など、様々な要素を分析する。

JLRが自動ロボット「ルディ」を導入しマイナス40度でドア開閉の耐久性テストJLRが自動ロボット「ルディ」を導入しマイナス40度でドア開閉の耐久性テスト

ルディは、最も過酷な環境下でも、フラッシュ式の格納型ドアハンドルなどの重要な機能が正常に動作することを確認するため、車両と対話しながらテストを行っている。

この取り組みは、JLRが推進する180億ポンド規模の「リイマジン戦略」の一環だ。ゲイドン・エンジニアリングセンターには、車両シミュレーター、寒冷気候チャンバー、バッテリーテスト設備、半無響室など、多様なテスト施設が整備されている。

さらに、JLRのゲイドン本社には、51km以上のテストトラック、オフロードコース、スピードバンプ、マンホールカバーなどが設置されており、エンジニアたちは実際の使用環境を模した様々な物理テストを行うことができる。

ルディのような最先端のテスト設備を活用することで、レンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリー、ジャガーの各ブランドから、安全で信頼性の高い次世代の高級車を生み出すことができるという。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』は次の改良でどう進化?「クロスター BLACK STYLE」登場か
  2. タカラトミー『プラレールエアー』、飛行機が青いレールを走る 10月1日発売
  3. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
  4. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  5. 「見れば見るほど欲しくなる」ランボルギーニの新型スーパーカー『レヴエルトSV』にSNSでは羨望のまなざし
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
  4. ブリヂストンとNXタイロジスティクス、使用済みタイヤの資源循環などで覚書締結
  5. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
ランキングをもっと見る