セブン-イレブン、バイオディーゼル燃料100%で配送…三井物産と実証実験開始

B100燃料で走行するセブン-イレブン配送車両
B100燃料で走行するセブン-イレブン配送車両全 2 枚

三井物産とセブン-イレブン・ジャパンは12月26日、兵庫県内の共同配送センターにおいて、バイオディーゼル燃料(BDF)100%を使用した配送トラックの実証実験を開始した。

今回使用するBDFは、大阪府や京都府など約1500店舗のセブン-イレブンから回収した使用済み食用油から精製される。この燃料は植物由来であるため、燃焼時のCO2排出量はプラスマイナスゼロとされ、軽油と比較して1リットルあたり2.62kgのCO2排出量削減効果が見込まれている。

実験では、三井物産流通グループが運営するフローズン神戸センターの配送車両にB100燃料を給油し、大阪方面のセブン-イレブン店舗へ配送を行う。両社は、CO2削減効果の検証とともに、燃費などの走行データを収集し、将来的な車両台数やエリアの拡大を検討する予定だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  3. 「アルテッツァジータの再来か?」レクサスの新型『ES』にワゴン導入の噂、SNSでは「夢がある」など反響
  4. 3人乗り新型スーパーカー誕生、850馬力のランザンテ『95-59』
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る