『シビックタイプR』の走りとパワーを変える! HKSから「マスタリーECU」と「スポーツタービンキット」が同時発売

シビックタイプR(FL5)
シビックタイプR(FL5)全 4 枚

チューニングパーツメーカー・HKSが販売中の「マスタリーECU」シリーズに新旧のホンダ『シビックタイプR』(FK8 2017年9月~2022年8月/FL5 2022年9月~)専用のフェーズ1とフェーズ2、フェーズ3が一挙に新登場。

また、併せてFK8・FL5対応の交換用ターボシステム「GT4845スポーツタービンキット」およびマスタリーECUフェーズ3とのセットも同時に発売となった。

マスタリーECUは対象車種の特性に合わせてHKS製チューニングデータへの書換えを行い、さらにグレードアップした走りを実現できるECUのデータ置き換えプログラム製品。チューニングの度合いにより「フェーズ1/2/3」と内容が異なるが、いずれもオーダー後、使用中のECUをHKSに専用梱包箱で送付し、書き換えが終わったECUが返送されてくるシステムとなっている。

マスタリーECUマスタリーECU

今回のシビックタイプR用フェーズ1の純正ECUからの変更点は、スピードリミッターの変更(180km/h→300km/hまでの車速)。そのままでは出力上昇はしないものの、同社製パワーエディタと併用することで、気持ちのよい走り心地が実現する。税込み価格はFK8用・FL5用ともに6万6000円。

フェーズ2ではフェーズ1のリミッター変更にくわえて、ブーストを純正データ比で約20kpa(0.2kgf/平方cm)となるブーストアップと各種MAPの最適化を行なっている。全域でパワー・トルクアップを実現し、FK8では出力が16kW(22ps)、トルクが50Nm(5.1kgf・m)、FL5では出力が+23kW(30ps)、トルクが+72Nm(7.3kgf・m)と大幅なポテンシャルアップを実現。税込み価格はFK8用・FL5用ともに16万5000円。

フェーズ3は後述する同時発売のスポーツタービンキット専用のデータチューニングとなる。各種マップを最適化し、タービンの性能をフルに発揮させ、純正ブーストアップからワンランク上の高回転の伸びを実現する。FK8では3000回転から・FL5では4000回転付近からレブリミットまでのパワー・トルクが大きく向上。FK8では最大出力が40kW(54ps)、最大トルクは14Nm(1.5kgf・m)、FL5では最大出力40kW(54ps)、最大トルクは+14Nm(1.5kgf・m)と大幅にアップする。税込み価格はFK8用・FL5用ともに20万9000円。

GT4845スポーツタービンキットGT4845スポーツタービンキット

GT4845スポーツタービンキットは燃料系ノーマル車や純正タービン車では味わえない、高回転域の伸びを実現したターボ交換キット。燃料系のアップグレード不要で使用できるサイズ設計としながら、純正形状のため加工なしで取り付けが可能。前述のマスタリーECUやインタークーラーと組み合わせて、安心してハイパワーを楽しめる仕様となっている。

パーツ内容はターボASSY、排気系ガスケット、吸気系ガスケット、水ラインガスケット、オイルラインガスケット、ボルト類で、タービン交換の際必要となる、ガスケット類、スタッドボルトも同梱されている。なお、タービン性能を引き出すにはECU制御系が必要。

FK8・FL5両形式に対応し、税込み価格は45万4300円。上記マスタリーECUフェーズ3とのお得なセットも販売され、税込み価格はFK8用・FL5用ともに49万5000円となっている。

《ヤマブキデザイン》

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