「125ccで国内販売して」話題のターボ機能付きスクーター、ヤマハ『AEROX ALPHA』に日本のファンも注目

ヤマハ AEROX ALPHA “TURBO” Ultimate(インドネシア)
ヤマハ AEROX ALPHA “TURBO” Ultimate(インドネシア)全 6 枚

ヤマハ発動機がインドネシアで発表したスポーツスクーター『AEROX ALPHA(エアロックス・アルファ)』が日本でも話題だ。注目は155ccエンジンに、新開発のCVT「YECVT」を組み合わせることで実現した「ターボ」機能で、日本のファンからは「これはめっちゃ欲しい」など反響を呼んでいる。

「AEROX」は日本では販売されていないASEAN向けのスポーツスクーターで、新型が3代目。開発にあたっては、インドネシアの若者が憧れるヤマハのスーパースポーツバイク「YZF-R」シリーズのDNA「Ride The REVolution」の哲学を注ぎ込み、ヤマハらしいスポーティな価値観と、現代の若者の走りへの情熱をサポートする先進技術を融合させた。

スポーティな価値は、外観デザイン、ライディングポジション、そしてバイクの「脚力」に表れており、アグレッシブで安定した走行フィールを提供する。先進技術では「ターボ」の運転感覚と、新開発のCVT「YECVT」、Y-Connectアプリケーションを介してバイクとライダーがつながるコネクテッド機能が挙げられる。

ヤマハ AEROX ALPHA “TURBO”(インドネシア)ヤマハ AEROX ALPHA “TURBO”(インドネシア)

デザインはヤマハのフラッグシップ・スーパースポーツである『YZF-R1M』を思わせるスポーティで空力的なデザインが特徴だ。フルLED技術を採用し、よりシャープになった前後ライトのデザインがアグレッシブなモータースポーツの印象を強める。ヘッドライトはボックス型のデュアルプロジェクターランプを追加し、より明るく、シャープなライティングを実現した。

鮮やかなカラーリングを揃えるのもAEROX ALPHAの魅力のひとつ。標準モデルでブラック、シルバー、レッド、ダークブルーの4色を用意するほか、「Cyber City(サイバーシティ)」グレードでは、レッドホイールにブルー~パープルのグラデーションが鮮やかな「ブルーレッド」、ヤマハの定番になりつつある蛍光イエローのホイールが際立つ「ブルーイエロー」、そして上級モデルの「TURBO」に用意される「ダークグレー」と多彩だ。

注目はパワートレインだ。新型『NMAX』に搭載され話題となった、最新世代のBlue Core 155cc VVAエンジンとヤマハ電動CVT(YECVT)技術による「ターボ感覚」を実現している。最高出力は11.3kW/8000rpm、最大トルクは14.2Nm/6500rpm。

ヤマハ AEROX ALPHA(インドネシア)ヤマハ AEROX ALPHA(インドネシア)

この「ターボ」とはエンジンそのものに過給機がついているわけではなく、従来のCVTシステムに代わる最新のトランスミッションYECVTによって実現したスピードを瞬時に加速させる機能のことで、これを使用した走りをヤマハは「ターボ感覚」と呼んでいる。

そんなAEROX ALPHAに、X(旧Twitter)では「これはめっちゃ欲しい」「海外のみなんですかね。格好良いのにな」「155ccだと普通二輪になっちゃうから、125ccにスケールダウンして国内販売してほしい」など、YZF-Rシリーズゆずりのスポーティなデザインから日本導入に期待するファンの声が多く見られる。

また話題のターボについては、「いっそ電動タービンでも付けてハイブリッドターボ!とか」「Vmax3をあえてターボで出してみてほしい」など、「ターボ感覚」ではなく“ホンモノ”のターボに期待するコメントも寄せられていた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  5. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る