トヨタ、ミッドシップの『GRヤリス』に、新エアロコンセプトも初公開…東京オートサロン2025

GR ヤリス エアロパッケージ(プロトタイプ)
GR ヤリス エアロパッケージ(プロトタイプ)全 18 枚

トヨタGAZOOレーシング(TGR)は、1月10日に開幕した「東京オートサロン2025」に出展。「ニュルブルクリンクでのクルマづくり」をメインテーマとした車両やパーツなどを展示する。モータースポーツ活動で得られたノウハウを活かした『GR ヤリス エアロパッケージ』のプロトタイプなどが初公開となる。

「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」をテーマとするのは、3台の『GRヤリス』だ。

1台はニュル24h参戦車両のGRヤリス。2025年より、ニュルブルクリンク耐久シリーズおよびスーパー耐久シリーズに、TGRとROOKIE Racingが一体となった「TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(TGRR)」として参戦する。新開発8速AT「GR-DAT」を搭載した進化型GRヤリスでの6年ぶりに参戦となる。

GR ヤリス(ニュル 24h 参戦車両)GR ヤリス(ニュル 24h 参戦車両)

2台目が「GRヤリス Mコンセプト」で、開発中の直列4気筒2.0リットルターボエンジンを搭載し、ミッドシップマウントとしているのが特徴。S耐に参戦する。

GR ヤリス M コンセプトGR ヤリス M コンセプト

3台目が「GRヤリス エアロパッケージ」のプロトタイプで、モータースポーツやサーキット評価の現場で出た課題から、プロドライバーらとともに鍛え上げたエアロパーツを搭載したコンセプトモデル。走行シーンに合わせて角度が調整できる『可変式リヤウィング』など計6点のパーツを搭載し、空力性能・操縦安定性を追求するとともに、意匠面でも目を引く存在感を発揮する。縦引きパーキングブレーキも搭載しているのがポイントだ。

GR ヤリス エアロパッケージ(プロトタイプ)GR ヤリス エアロパッケージ(プロトタイプ)

展示車両としてはこのほかにも、歴代の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両」や、「モリゾウガレージ」として1966年式の『カローラ』や1962年式『ミゼット』など4台のクラシックカーが並ぶ。「ランクル BASE」では「ランドクルーザー70 Overseas カスタム」やダカールラリー2025に参戦する『ランドクルーザー300』の展示も。このランドクルーザー専門店「ランクルBASE」は、2025年2月1日からトヨタ自動車を事業主体として生まれ変わることも明かされた。

また屋外会場では「GR カローラ Rally コンセプト」や往年の「Celica GT-FOUR ST185」によるデモランも披露される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る