ヒョンデとキアが支援、スタートアップ10社が新技術発表…CES 2025

ヒョンデとキアのスタートアップ支援プログラムの「ZER01NE」と「Hyundai CRADLE」のCES2025ブース
ヒョンデとキアのスタートアップ支援プログラムの「ZER01NE」と「Hyundai CRADLE」のCES2025ブース全 1 枚

ヒョンデとキアは、CES 2025において、両社のスタートアップ支援プログラムの「ZER01NE」と「Hyundai CRADLE」の新技術を初公開した。

この共同出展は、両社がZER01NEとCRADLEを世界規模で強化する取り組みの一環だ。

ZER01NE VENTURESは、ヒョンデとキアのクリエイティブ才能発掘プラットフォームとして、革新的なスタートアップとの協業を通じて社会課題の解決に取り組んでいる。2024年前半までに、ZER01NE Fund I/IIを通じて107社のスタートアップに投資し、144件の共同プロジェクトを実施。2000年の設立以来、36件の社内ベンチャーをスピンオフさせている。

一方、Hyundai CRADLEは、ヒョンデグループのグローバルオープンイノベーションハブとして、シリコンバレー、テルアビブ、ベルリン、北京、シンガポールで事業を展開。各地域の技術的強みを活かし、革新的なスタートアップの発掘と投資を行っている。これまでに141件のプロジェクトを実施し、46件の投資を行った。

CES 2025では、ZER01NEとCRADLEが10社のグローバルスタートアップによる未来モビリティ、AI、ロボティクス、持続可能な素材分野の革新的技術を初公開した。展示会では、参加スタートアップの最先端技術のデモンストレーションやZER01NEとCRADLEの紹介が行われた。

また、CRADLEスタートアップパネルディスカッションでは、ZER01NEポートフォリオのスタートアップやCRADLE代表者が登壇し、オープンイノベーションエコシステム内での相乗効果を探る機会を提供する。

ヒョンデとキアは、CES 2025への参加を通じて、革新的なスタートアップ、企業、大学、ベンチャーキャピタルとの多様な協業機会を創出し、オープンイノベーションを促進することを目指している。

《森脇稔》

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