[Pro Shop インストール・レビュー]プジョー 308SW(小澤 剛さん)by アークライド 前編

[Pro Shop インストール・レビュー]プジョー 308SW(小澤 剛さん)by アークライド 前編
[Pro Shop インストール・レビュー]プジョー 308SW(小澤 剛さん)by アークライド 前編全 10 枚

レジャー利用でロングドライブをすることが多くなった小澤さん、そこで愛車のプジョー『306SW』を高音質にすることを計画した。ただしラゲッジの積載性をスポイルしないインストールを千葉県のアークライドとプランニングして絶好のインストールスタイルを完成させた。

【画像全10枚】

◆ロングドライブを快適にするために
積載性を犠牲にしないオーディオ強化をプラン

ラゲッジフロアのパネルを開けるとフロア下にパワーアンプが現れる。スペアタイヤスペースを使ったインストールでスマート。ラゲッジフロアのパネルを開けるとフロア下にパワーアンプが現れる。スペアタイヤスペースを使ったインストールでスマート。
パワーアンプには1ボディに5.1チャンネルを搭載するオーディソンのAV-5.1Kをチョイス。サウンドもスペース効率も魅力。パワーアンプには1ボディに5.1チャンネルを搭載するオーディソンのAV-5.1Kをチョイス。サウンドもスペース効率も魅力。パワーアンプの5.1チャンネル出力はツイーター、ミッドレンジ、サブウーファーに用いる。パワーアンプの5.1チャンネル出力はツイーター、ミッドレンジ、サブウーファーに用いる。

プジョー308SWに乗り始めてゴルフに行くことが増え遠距離ドライブが多くなった小澤さん。そこで考えたのがオーディオのグレードアップだった。良い音でドライブをもっと快適にしたい、同時にラゲッジスペースは純正のままで積載性は犠牲にしないのがインストールのテーマになった。

そこでラゲッジフロア下にあるスペアタイヤスペースを使ったパワーアンプのインストールを実施する。しかも複数のアンプを使うのではなく、5.1チャンネルの出力を持つオーディソンのAV-5.1K×1台でツイーター+ミッドレンジ+サブウーファー(ミッドバスはDSPアンプの出力を使用する)をまかなってしまうのもスペース効率を考えたら有利な作戦となった。

スペアタイヤスペースにボードを設置してここにパワーアンプを固定する。大型モデルながらピタリと収まるレイアウトとなった。サウンド面でも高音、中音、低音と望みのサウンドを引き出すことになり、オーナー自身もこのシステムにしたことで「音の粒立ち」「S/Nの良さ」を実感している。

◆音波や波の専門知識を持つオーナーが
車内での音響特性を整えるDSPの導入を決める

シート下に設置されているのはオーディソン・プリマのAP F8.9bit。DSPに加えて内蔵アンプでミッドバスをドライブしている。シート下に設置されているのはオーディソン・プリマのAP F8.9bit。DSPに加えて内蔵アンプでミッドバスをドライブしている。DAPからのUSB伝送をパワーアンプに直接接続できる光デジタル伝送に変換するのがオーディオテクニカのAT-HRD1。DAPからのUSB伝送をパワーアンプに直接接続できる光デジタル伝送に変換するのがオーディオテクニカのAT-HRD1。エンジンルーム内のヒューズブロックを見ると不自然にスペースが余っているが、これは今後のパワーアンプ拡張を見据えた処理。エンジンルーム内のヒューズブロックを見ると不自然にスペースが余っているが、これは今後のパワーアンプ拡張を見据えた処理。

ラゲッジのAV-5.1Kでツイーター、ミッドレンジ、サブウーファーをドライブ、さらにミッドバスはシート下に設置したDSPアンプであるオーディソン・プリマAP F8.9bitの内蔵アンプを用いて駆動するシステムとした。もちろんAP F8.9bitはDSP部を使って3ウェイ+サブウーファーのコントロールを行う司令塔の役割も担う。

各スピーカーのポテンシャルを引き出す詳細調整を行いつつ、十分な出力(85W/4Ω)のパワーアンプを内蔵し、ミッドバスをパワフルに駆動するシステムを完成させた。

小澤さんは学生時代には物理を専攻していたこともあって、音波や波のエネルギーの専門知識を持つ。そのため車内での音の干渉、反射などを考えると「DSPによるコントロールは不可欠だ」と理論的に結論づけた上で導入している。こうして狙い通りのバランスの良いサウンドを車内で再生することに成功したのだった。

さらに音楽ソースはDAPからの出力をオーディオテクニカのAT-HRD1を介して光デジタル出力に変換してパワーアンプへと伝送するシステムを構築した。デジタル伝送を音楽ソースからパワーアンプまで用いるシステムでクリアサウンドを再生する環境を作った。

エンジンルーム内を見るとバッテリーをオプティマに強化、さらにワンオフしたヒューズブロックのベースパネルはスペースをあえて余らせてある。これは今後のアンプ追加をにらんで拡張性をあらかじめ確保しておく工夫だ。今後のシステムアップがスムーズになる電源系の処理と言えるだろう。

◆薄型エンクロージャーを備えたボックスを持つ
ラゲッジをスポイルしないサブウーファーを選択

サブウーファーはラゲッジ前方に収まっている。薄型のエンクロージャーのおかげで積載性は純正並みをキープしている。サブウーファーはラゲッジ前方に収まっている。薄型のエンクロージャーのおかげで積載性は純正並みをキープしている。サブウーファーはキッカーのL7TDF。エンクロージャー+ユニットを組み合わせたメーカー製であり鳴りっぷりの良さも定評がある。サブウーファーはキッカーのL7TDF。エンクロージャー+ユニットを組み合わせたメーカー製であり鳴りっぷりの良さも定評がある。振動板を下向けに設置するダウンファイアリングとしたエンクロージャー。フロア側に向けることで低音を増強する効果も発揮する。振動板を下向けに設置するダウンファイアリングとしたエンクロージャー。フロア側に向けることで低音を増強する効果も発揮する。

ラゲッジの使い勝手をスポイルしない工夫はサブウーファーにも施されている。オーナーがチョイスしたのはキッカーのL7TDF。キッカーのエンクロージャーに角形サブウーファーであるL7をセットしたサブウーファー。エンクロージャーは薄型でラゲッジでも邪魔にならない、さらにダウンファイアリングと呼ばれる振動板を下向けに設置する構造なので、ラゲッジに荷物を載せた際にも誤って振動板に接触してキズ付けてしまうことがないのも使いやすい。

ドライブ中はかなりのボリュームでロック、ソウル、R&B系の曲を聴く小澤さんなので、しっかりと低音を再生するサブウーファーは必須だった。その影響は音楽全体に及び厚みのあるサウンド再生が可能なシステムを完成させた。同時にラゲッジスペースの確保を必須項目にしていたオーナーにとって、キッカーのサブウーファーのコンパクトな設置スタイルは絶好のチョイスとなった。

良い音を再生しながらクルマの使い勝手はスポイルしない、そんな高音質とクルマの機能性を両立させたインストールを完成させた小澤さんのプジョー、次回の後編ではラゲッジ同様に純正イメージを残したフロントまわりのインストールを見ていくこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カッコよすぎる! 三菱『パジェロ』新型に3ドアがスタンバイ…エボリューションか?
  2. ランチア ガンマ 新型に「HF インテグラーレ」復活、375馬力デュアルモーター搭載で航続676km…パリモーターショー2026
  3. ホシノインパル、新型日産『セレナ』『ルークス』エアロパーツを同時発売、スポーティさと存在感を追求
  4. マツダ×セイコー コラボ第3弾、「MAZDAクロノグラフウオッチ」発売…6万9300円
  5. BMW「ノイエクラッセ」初のMパフォーマンスモデル、iX3 新型に最強の「M60 xDrive」…612馬力・航続754km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  5. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
ランキングをもっと見る