ロールスロイス、英グッドウッド本社工場を拡張へ…ビスポーク生産能力を強化

ロールスロイスの英グッドウッド工場の拡張イメージ
ロールスロイスの英グッドウッド工場の拡張イメージ全 3 枚

ロールスロイス・モーターカーズは、英国グッドウッドの製造施設を拡張するために3億ポンドを超える投資を行うと発表した。この投資は、同社が創業120周年を迎える記念すべき年に認可された計画の一環だ。

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この大規模な投資により、ビスポークやコーチビルドといった、より複雑で高付加価値な製品の生産能力が強化される。同社は、手作業による製造と比類なき顧客体験の提供によって価値を創造するというコミットメントを、さらに一歩前進させる狙いだ。

また、この拡張計画には完全電気自動車(BEV)への移行に向けた製造施設の準備も含まれている。ロールスロイスは、ラグジュアリーを深く個人的なものと定義する顧客の要望に応えるため、より複雑で高価値なビスポークプロジェクトのためのスペースを確保する。

グッドウッド工場は2003年1月1日に開設され、当初は約300名の従業員が1日わずか1台の車を生産していた。現在では従業員数が8倍以上に増加し、1日あたり最大28台の車を生産するまでに成長している。

ロールスロイスの本拠地であるグッドウッドには、現在2500名以上の従業員が勤務しており、英国全体のサプライチェーンでは約7500名が従事している。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の調査によると、ロールスロイスは英国経済に年間約5億ポンドの貢献をしている代表的企業「UK PLC」であることが示されている。

この投資は、2003年の工場開設以来最大規模の資本注入となる。工場拡張計画は、創業者チャールズ・ロールス卿とヘンリー・ロイス(後のサー・ヘンリー・ロイス)が初めて出会ってから120年という節目の年に認可された。現在、敷地の準備と造園工事が進行中であり、ロールス・ロイスの次なる成長ステージへの期待が高まっている。

《森脇稔》

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