「メーカーがこの形で出すべき」レトロ感が新しい、 ダムド流カスタムにSNSで反響…東京オートサロン2025

ダイハツ タフトのカスタム車「DAMD TAFT LUCKY」(東京オートサロン2025)
ダイハツ タフトのカスタム車「DAMD TAFT LUCKY」(東京オートサロン2025)全 11 枚

軽自動車を中心にプレミアムモデルやヴィンテージモデルのエッセンスを巧みに取り入れたボディキットで注目される「DAMD(ダムド)」。

昨今のネオクラブームの中、新たに普通車ラインナップを拡充。トヨタ『シエンタ』、ホンダ『WR-V』をベースとした新作ボディキットが「東京オートサロン2025」で公開され、SNS上では「平成初期のエモい感じ」、「なんというカスタムしてくるんだ!」等と話題を呼んでいる。

オートサロンに出展されたのは、ダイハツ『タフト』、ホンダ『N-BOX』、『WR-V』、トヨタ『シエンタ』、をベースにした4モデルだ。

ダイハツ タフトのカスタム車「DAMD TAFT LUCKY」(東京オートサロン2025)ダイハツ タフトのカスタム車「DAMD TAFT LUCKY」(東京オートサロン2025)

「エモさ」からの反響が大きかったのは『DAMD TAFT LUCKY(ダムド タフト ラッキー)』だ。テーマは、“ニューレトロ/ネオクラシック”。展示車両は、フロント周りとホイール、カラーリングに変更が施されているが「平成初期のエモい感じ」や、「グリル一つで一気にソ連の車っぽくなる」などその変身ぶりについてや、イメージモデルを考察する投稿が見られた。

フェイスチェンジキットは、角目ヘッドライト2灯への換装で印象に大きな変化を加えながらも、パーツ点数はライトカウルとボンネットガーニッシュの2点のみと少なめの構成というのも魅力。フェイスチェンジキットとオリジナルホイール・Cantabileのセットが29万7000円(ともに税込・未塗装)となっている。

ホンダ WR-Vのカスタム車「DAMD WR-V Reverb」(東京オートサロン2025)ホンダ WR-Vのカスタム車「DAMD WR-V Reverb」(東京オートサロン2025)

普通車のモデルで注目が高かったのが、90sチェロキー風にドレスアップされたホンダ『WR-V Reverb』。フロントバンパーが大幅に変更され、レトロ・ジープスタイルの角目の顔立ちに。足元は、オフロードタイヤ、サイドにドレスアップを加えて、本格オフローダーの雰囲気が与えられている。

「このレトロ感、昭和生まれとしては刺さる」といった声や、「車両が安いから費用のハードルが低い」と「WR-V」のグレード「X」(209万8千円~)をベースに、カスタムを前提とした選択肢を見出す声も上がっている。

その他に、2025年発売予定の『シエンタSTUART』は「実はシエンタ購入しようか悩むくらい」や、「カスタムパーツが個人的にツボすぎて」との声が。

トヨタ シエンタのカスタム車「DAMD SIENTA STUART」(東京オートサロン2025)トヨタ シエンタのカスタム車「DAMD SIENTA STUART」(東京オートサロン2025)

『N-BOX Rodney(ダムド エヌボックス ロドニー)』には「(NBOX)のカスタムと標準、しかもJOYにも付けれる!」、「(N-BOXに関しては)本来メーカーがこの形で出すべきと思う位」と昨年末の発表からオートサロンなどの露出を通じて、好評を博している。

DAMDのカスタムキットが話題となる要因として、「レトロ」ブームと、低価格帯のベース車両の選択があるようだ。また、コンプリートカー販売の他に、各種パーツを購入する「後付け」が可能で、カスタムの敷居が低いという点も注目されている。

《大矢根洋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る