VWグループ世界販売2.3%減の903万台、中国市場の減速が影響 2024年

フォルクスワーゲン ID.7
フォルクスワーゲン ID.7全 3 枚

フォルクスワーゲングループは、2024年の世界新車販売の結果を発表した。アウディやポルシェなどを含めた総販売台数は903万台。前年比2.3%減だった。地域別では北米と南米で成長を遂げたものの、最大市場の中国での苦戦が響いた形だ。

地域別の販売動向を見ると、北米が6%増、南米が15%増と好調だった一方、欧州は0.1%減とほぼ横ばい、中国は10%減と大きく落ち込んだ。中国市場では競争激化により、販売台数が9.5%減少している。

電気自動車(EV)の販売台数は74万4800台で、前年比3.4%減となった。しかし、全体に占めるEVの販売シェアは8.3%と前年並みを維持。特に欧州市場では約21%のシェアを確保し、引き続きEV市場のリーダーとしての地位を守っている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る