815馬力の怪物! フォード『マスタング』の“スピリット・オブ・アメリカ”…デトロイトモーターショー2025

フォード・マスタングGTDスピリット・オブ・アメリカ
フォード・マスタングGTDスピリット・オブ・アメリカ全 5 枚

フォードモーターは、デトロイトモーターショー2025において、フォードマスタングGTDスピリット・オブ・アメリカ』を発表した。

この新モデルは、1962年に小さなチームがコンパクトセダンをスポーツカーに変身させた『マスタング』の60年以上にわたる歴史に敬意を表している。

マスタングは1965年の登場以来、V8エンジンや赤白青のバッジに描かれた象徴的な疾走する馬のロゴなど、独特のアメリカンスタイルを貫いてきた。今回発表された「スピリット・オブ・アメリカ」は、マスタングのパフォーマンスの伝統だけでなく、困難に立ち向かうアメリカの創意工夫と勇気の精神を称えている。

新モデルのデザインは、1964年にデビューした赤白青のマスタングトライバーを模した、パフォーマンスホワイトのボディに赤と青のレーシングストライプが特徴的だ。このデザインは、1960年代に時速500マイルと600マイルの壁を破ったクレイグ・ブリードラブが着用したつなぎの色を再現している。

エアロダイナミクスパーツには露出したカーボンファイバーが使用され、フロントスプリッター、リアディフューザー、スポイラーに採用されている。インテリアには、ブラックオニックスを基調に、レッドのグラデーションストライプとビクトリーブルーのコントラストステッチが施された特別なシートオプションが用意されている。

性能面では、815hp、トルク900Nmを誇り、最高速度は時速325kmに達する。これは、公道走行可能なマスタングとしては史上最速のモデルとなる。

フォードのこの新モデルは、アメリカ自動車産業の誇りと革新性を体現している。マスタングGTD スピリット・オブ・アメリカは、単なる高性能車以上の存在で、アメリカの自動車文化と技術力の象徴となる。

《森脇稔》

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