SGホールディングスグループのIT統括事業を担うSGシステムと、データサイエンス・AI領域で国内最大規模の教育研究拠点を持つ滋賀大学が、拠点シミュレーションツールの構築に向けた共同研究を開始したと発表した。
この共同研究は、佐川急便における営業所の新設・移転・閉鎖に伴う立地場所の検討プロセスを自動化し、さらなる業務効率化を図ることを目的としている。SGシステムが保有する豊富なデータと滋賀大学の知見を融合させることで、より高度なシミュレーションの実現を目指す。
滋賀大学は2017年に国内で初めてデータサイエンス学部を開設し、データサイエンスに関する先端研究を推進するとともに、多くの企業や自治体と先駆的な取り組みを行ってきた。今回の研究では、佐川急便の実際のデータを活用し、拠点配置の最適化を行うシミュレーションツールの構築を目指す。