アウディの新型EVは45度の勾配も走破できる!オフロード仕様の『Q6 e-tron』登場

アウディQ6 e-tronの「オフロードコンセプト」
アウディQ6 e-tronの「オフロードコンセプト」全 5 枚

アウディは、オーストリアのキッツビュールで開催されたワールドカップウィークエンドにおいて、新型電動SUV『Q6 e-tron』の「オフロードコンセプト」を発表した。

オフロード仕様の『Q6 e-tron』

Q6 e-tronは、プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)をベースにした初の量産モデルであり、電動車両の新たな基準を打ち立てることを狙う。この新開発のプロトタイプは、合計出力380kWを誇る2つの電動モーターを搭載し、新設計のポータルアクスルにより最大100%の勾配を登ることができる。

アウディQ6 e-tronの「オフロードコンセプト」アウディQ6 e-tronの「オフロードコンセプト」

Q6 e-tronは、進化するオフロードセグメントにおける潜在的な車両の一例を示している。車高は160mm増加し、トレッドは250mm広げられた。アウディのゲルノート・デールナーCEOは、初試乗後に「Q6 e-tronオフロードコンセプトはクワトロの再解釈であり、我々の電動車両プラットフォームの可能性を示している。この車両は新たな地平を切り開くことができる」と述べた。

従来のポータルアクスルは車輪でのトルクを20~30%増加させるが、アウディの新設計ポータルアクスルは50%のトルク増加を実現する。これにより最高速度は175km/hに制限されるが、45度の勾配を登ることが可能。

このQ6 e-tronオフロードコンセプトは、2月1日に開催されるF.A.T.アイスレースでその性能を披露する予定だ。

アウディQ6 e-tronの「オフロードコンセプト」アウディQ6 e-tronの「オフロードコンセプト」

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る