BMWモトラッドは、クルーザーモーターサイクルの『R18 Roctane』2025年モデルを欧州で発表した。
2025年モデルには、新たなカラーオプションを追加した。新しく導入される「ツートーン ドラゴンファイアレッドメタリック」は、R18 Roctaneの魅力をさらに引き立てる鮮やかな赤色を特徴としている。この新色の追加により、ユーザー選択肢が広がった。
また、BMWは新たなオプション装備として、ボディ同色の「フィラーパネル」を用意した。このパネルは、サイドケースとリアフェンダーの間の隙間を視覚的に消す効果があり、バイクのシルエットをよりスムーズに見せる役割を果たす。
さらに、プッシュロッド、インテークサイレンサー、ヘッドライトの内側リングにダーククロームを採用。これにより、バイクのデザインに高級感と洗練された印象を与えている。

機能面では、新たに「コンフォートパッケージ」が導入された。このパッケージには、ヒルスタートコントロール、ロック可能な燃料タンクキャップ、タイヤ空気圧モニター(RDC)、グリップヒーターが含まれている。これらの機能により、ライダーの快適性と安全性が向上する。
R18 Roctaneは、「ストリームライニングデザイン」のリアセクションを持つ。史上最もパワフルな最大出力91psを発生するBMWボクサーエンジンには、ブラックメタリックのマット仕上げが施された。ブラックのハイグロスカバー、ダーククロームのエキゾーストシステム、スターカウンターナットも特徴になる。
リアの両サイドには、ボディ同色の収納ケースが装備された。それぞれ27リットルのラゲッジスペースを持つ。ヘッドライトユニットの上側には、クラシックなデザインの丸型メーターが付く。