BMW『2シリーズグランクーペ』、新エントリーモデルと4WD追加…3月欧州発売へ

BMW 2シリーズ・グランクーペ 改良新型(写真はBMW M235 xDrive)
BMW 2シリーズ・グランクーペ 改良新型(写真はBMW M235 xDrive)全 5 枚

BMWは、『2シリーズグランクーペ』のモデルラインアップを欧州で拡充すると発表した。3月から、新たなエントリーモデルとなる「216グランクーペ」と、4輪駆動システムを搭載した「223 xDriveグランクーペ」を追加する。

216グランクーペは、1.5リットル3気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力90kW(122hp)、最大トルク230Nmを発揮する。7速デュアルクラッチトランスミッション「ステップトロニック」を標準装備し、前輪駆動方式を採用。0-100km/h加速は9.9秒で、WLTPモード燃費は100km走行あたり6.4リットル、CO2排出量は145g/kmとなっている。

一方、223 xDriveグランクーペは、4気筒ガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを採用。システム合計出力は160kW(218hp)に達し、0-100km/h加速は6.4秒を記録する。燃費性能と応答性の向上が図られており、WLTPモード燃費は100km走行あたり6.3-6.4リットル、CO2排出量は144g/kmとなっている。

両モデルの生産は3月からBMWグループのドイツ・ライプツィヒ工場で開始される予定だ。

さらに、BMWは2シリーズグランクーペのカスタマイズオプションとして、「BMWキドニーアイコニックグロー」を新たに用意した。これはイノベーションパッケージの一部として提供され、特に夜間に独特の視覚効果を演出する。このオプションは『1シリーズ』にも適用可能となっている。

BMWの今回の発表は、2シリーズグランクーペの商品力強化を図るものだ。エントリーモデルの追加により、より幅広い顧客層の獲得を目指す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る