BMW i Ventures、AI活用のデータ分析企業に出資

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BMWグループのベンチャーキャピタル部門「BMW i Ventures」は、データ分析およびビジネスインテリジェンス(BI)技術を手がけるAthenic AIへの出資を発表した。

この430万ドルの資金調達ラウンドはBMW i Venturesが主導し、TenVC、スクラムベンチャーズ、ステージ2キャピタル、ビートベンチャーズ、スペースカデット、ブーストVC、アブストラクションキャピタルが参加した。

Athenic AIは、大規模言語モデル(LLM)を活用したセルフサービス型プラットフォームにより、データ分析を簡素化し、実用的な洞察を提供する。同社の独自検索エンジンは、ERPシステム、CRM、データウェアハウスからデータを抽出し、即座に洞察を提供する。これにより、ビジネスユーザーは自然言語で質問し、数秒以内に表、グラフ、レポートの形で回答を得ることができる。

Athenic AIのプラットフォームは、ユーザーに即時のデータ分析能力を提供し、いつでも重要な情報を抽出できるようにする。非技術系ユーザーでも分析が可能になるよう、障壁を取り除く。単なる分析を超え、ユーザーが日常業務にデータの洞察を組み込めるようにする。企業データから得られる洞察を個々のニーズに合わせてカスタマイズし、標準的なダッシュボードやレポートを超える詳細な分析を可能にしている。


《森脇稔》

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