メルセデスベンツが超高級タワマンを作ったらこうなる! 米マイアミに2027年完成へ

メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」
メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」全 11 枚

メルセデスベンツは、米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」をマイアミで展開すると発表した。同社は米国の不動産開発会社JDSデベロップメント・グループと提携。フロリダ州で現在建設中の最大規模の開発プロジェクトを明らかにした。

プロジェクトの総面積は約23万2000平方mに及び、約800戸の住居を提供する予定だ。第1タワーの販売開始から4日間で100戸が売約済みとなるなど、好調な滑り出しを見せている。

メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」

67階建ての高層タワーは、メルセデスベンツのブランド美学を体現した斬新なデザインが特徴だ。積み重ねられたキューブ状の外観は、伝統的な職人技と先端技術を融合させ、精密さと品質の新基準を打ち立てることを目指している。

内部には、最大3.05mの天井高を持つ床から天井までの窓や、カスタムデザインのキッチンとバスルームを備えた住居が用意される。また、屋上には52フィート(約15.8m)のプールを備えた「シルバーアロー・ラウンジ」が設置され、メルセデスベンツの伝説的なレーシングカー「シルバーアロー」からインスピレーションを得たデザインとなっている。

メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」

プロジェクトは単なる住宅開発にとどまらず、最先端の都市生活体験を提供することを目指している。13万平方フィート(約1万2000平方m)以上のアメニティスペースや、25万平方フィート(約2万3000平方m)のオフィススペース、ヘルス&フィットネス施設、174室のホテルなどが併設される予定だ。

さらに、電気自動車の充電ステーションや自転車・スクーターのシェアリングサービス、バレーパーキング、居住者用の専用車なども用意される。これらの先進的なモバイルおよびデジタルソリューションは、商業用不動産テクノロジープラットフォームのリーディングカンパニーのReWyreとの協力のもと実装される。

プロジェクトの完成は2027年を予定しており、自動車メーカーの不動産業への本格参入のひとつとなる。

メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」メルセデスベンツの米国初となる不動産プロジェクト「メルセデスベンツ・プレイシズ」

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス、ベネチア国際映画祭の公式車両に…『ES』新型のEVがレッドカーペットに登場へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る