「21世紀のブルージーンズカー」ルノー『4』が復活、「レトロモビル2025」で原点と共演

ルノー『4 E-Tech エレクトリック』(手前)とオリジナルのルノー4(レトロモビル2025)
ルノー『4 E-Tech エレクトリック』(手前)とオリジナルのルノー4(レトロモビル2025)全 6 枚

ルノーは、フランスで開催された旧車ショー「レトロモビル2025」に、ルノー『4 E-Tech electric』を出展した。1970年代のオリジナルモデルのルノー4と並んで展示されている。

「21世紀のブルージーンズカー」新型ルノー4

ルノー4は、30年前に生産を終了した多目的車だが、その精神は新型モデルに引き継がれている。新型ルノー4 E-Techelectricは、日常的な使用から週末のレジャーまで、幅広いニーズに対応できるよう設計されている。

新型の特徴は、その多目的性能にある。420リットルの広々としたトランクスペース、折りたたみ式のリアシート、助手席の前倒し機能など、様々な用途に対応できる工夫が施されている。

また、地上高を高くし、高度な牽引力制御システムを搭載することで、舗装路だけでなく悪路でも快適な走行を実現している。

さらに、ルノー『5 E-Tech electric』と共有するEV専用プラットフォーム「AmpR Small」を採用することで、優れた室内空間と走行性能を両立させている。このプラットフォームにより、最大400kmの航続距離や、ワンペダル機能などの先進的な機能も実現している。

ルノーは新型ルノー4を「21世紀のブルージーンズカー」と位置付け、都市、田舎、山岳地帯、高速道路など、あらゆる場面で活躍できる車を目指している。電気自動車の可能性を誰もが探求できるようにするという新たな野心を掲げ、ルノーは電気自動車市場での競争力強化を図っている。

《森脇稔》

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