中国EV「シャオペン」、初の右ハンドル車で英国市場に参入

右ハンドル車のXPENG(シャオペン、小鵬汽車)G6
右ハンドル車のXPENG(シャオペン、小鵬汽車)G6全 2 枚

中国のEVメーカーのXPENG(シャオペン、小鵬汽車)は、英国市場への参入を発表した。同社にとって初となる右ハンドル車モデル『G6』の予約受付を開始し、世界有数の自動車市場および電気自動車市場の英国での事業展開に乗り出す。

シャオペンは英国を国際化戦略の重要な一歩と位置付けている。2024年に欧州最大のEV市場となった英国は、世界的にも主要な右ハンドル車市場の一つ。同社は現地の公式ディストリビューターであるIMLと提携し、2025年までに英国内で20の販売店を開設する計画だ。これにより、強力な現地プレゼンスと広範な顧客サポートネットワークの構築を目指している。

今回発表されたG6は、高性能と最先端技術、ゼロエミッションを兼ね備えたクーペSUVだ。800V超急速充電システムと長距離走行を可能にする航続距離を特徴とし、英国および欧州の消費者ニーズに応える。発売価格は3万9990ポンド(約768万円)からで、2025年3月より納車を開始する予定だ。


《森脇稔》

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