佐川急便を擁するSGホールディングスは、国際的な非営利団体CDPから気候変動対策に関する取り組みと情報開示の透明性が高く評価され、最高評価である「Aリスト」に4年連続で選定されたと発表した。
CDPは企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利団体。今回の調査では全世界で2万4800社を超える企業が環境への影響やリスク、機会に関するデータを開示している。日本企業はプライム市場上場企業の70%以上を含む2100社以上が参加した。
SGホールディングスグループは、物流という社会インフラを担う企業グループとしての社会的責任を果たすため、2050年でのカーボンニュートラルを目標とする「グループ脱炭素ビジョン」を策定している。具体的な取り組みとして、他社と連携したモーダルシフトの実現、DXによる配送の効率化、環境対応車の導入、物流施設への再生可能エネルギーの導入などを進めている。