ジャガー・ランドローバー(JLR)は、米国オレゴン州ポートランドの技術拠点に1億8000万ドルを投資すると発表した。この投資は、次世代のコネクティビティと自動運転技術を開発し、将来のJLR車両に搭載することを目的としている。
JLRは今後10年間で、約5万平方フィートの技術拠点に投資を行う。ここでエンジニアたちは、最先端のコネクティビティ技術や自動運転技術の開発に取り組む。車両がますますソフトウェア主導型になり、顧客がより多くのアプリ、サービス、機能を求めるようになる中、この投資は重要な意味を持つという。
ポートランドの技術拠点は2014年に開設。カリフォルニアやシアトルに近く、アマゾン、NVIDIA、アップル、グーグルなどの技術大手企業にも近いことが立地選定の理由だった。その後、2016年と2017年に拡張され、2024年にさらなる拡大が行われた。
JLRは将来、顧客に超高速で効率的な接続性を提供し、無制限の車内エンターテイメント、無線でのアップデートによる運転機能やサービスの即時更新、最新の自動運転システムによる高速道路でのハンズフリー運転を可能にすることを目指す。
