広汽集団、バッテリー部品の新工場起工…2026年稼働へ

GACグループ(広汽集団)が広州市において新たなバッテリー部品工場を起工
GACグループ(広汽集団)が広州市において新たなバッテリー部品工場を起工全 3 枚

中国の自動車メーカーのGACグループ(広汽集団)は、広州市において、新たなバッテリー部品工場の起工式を行った。この新工場の建設は、総投資額は12億元を超える大規模プロジェクトだ。

新工場は2段階で建設され、2026年の稼働を目指している。第1期工事は2026年1月に完了予定で、年間12万5000個のバッテリーケース、20万個の鋼材・アルミニウム接合部品、13万個のボディ部品の生産能力を持つ。第2期では、モジュール化された統合ダイカスト技術の開発に重点を置き、10月には年間10万セットのフロントフレーム生産を計画している。

この新工場プロジェクトは、「ブラックライト工場+インテリジェント製造クラスター」をコンセプトに、124エーカーの敷地に最新の生産拠点を構築する。1万トン級の超大型ダイカスト設備を導入し、複数部品の統合製造を実現することで、コストを40%削減し、重量を20%軽減しつつ、衝突安全性を向上させる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. 「最もインテリジェント」メルセデスベンツ『CLA』新型を日本初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る