大林組、ホイールローダの自動運転装置を開発…バイオマス発電所で実証実験

大林神栖バイオマス発電所での夜間自動運転実証実験の様子
大林神栖バイオマス発電所での夜間自動運転実証実験の様子全 3 枚

大林組は、ホイールローダ用の後付け自動運転装置を開発し、グループ会社が運営するバイオマス発電所で実証実験を行ったと発表した。この装置により、燃料運搬作業の自動化を実現した。

開発された自動運転装置は、3D-LiDARや傾斜計などのセンサー、自動運転制御盤、レバー制御装置で構成されている。メーカーや機種を問わず後付けが可能で、作業員の熟練度に関係なく簡単に設定できる点が特徴だ。

実証実験では、バイオマス発電の燃料となるPKSをすくい込み、集積場所から燃料投入口まで運搬、投入する作業を繰り返し行った。約2時間半で135tの燃料投入に成功し、夜間でも日中と同様に動作することを確認した。


《森脇稔》

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