大林組、ホイールローダの自動運転装置を開発…バイオマス発電所で実証実験

大林神栖バイオマス発電所での夜間自動運転実証実験の様子
大林神栖バイオマス発電所での夜間自動運転実証実験の様子全 3 枚

大林組は、ホイールローダ用の後付け自動運転装置を開発し、グループ会社が運営するバイオマス発電所で実証実験を行ったと発表した。この装置により、燃料運搬作業の自動化を実現した。

開発された自動運転装置は、3D-LiDARや傾斜計などのセンサー、自動運転制御盤、レバー制御装置で構成されている。メーカーや機種を問わず後付けが可能で、作業員の熟練度に関係なく簡単に設定できる点が特徴だ。

実証実験では、バイオマス発電の燃料となるPKSをすくい込み、集積場所から燃料投入口まで運搬、投入する作業を繰り返し行った。約2時間半で135tの燃料投入に成功し、夜間でも日中と同様に動作することを確認した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  3. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  4. 「王者の実力を証明する」新型ホンダ CR-V、本命のハイブリッドを26年2月発売へ、「RS」グレードのみに一本化
  5. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る