日産『キックス』新型、中東で発売…“スニーカー風”斬新デザインに先進技術搭載

中東に投入される日産 キックス 新型
中東に投入される日産 キックス 新型全 13 枚

日産自動車は、小型SUV『キックス』の新型を中東地域で発売した。日本で発売されているキックスとは異なり、2024年8月に米国に投入された完全新型と同タイプのモデルだ。

中東に投入される日産の新型『キックス』

ドバイで開催された発表会では、新型の活気あふれる個性をアピール。新型は大胆なデザイン、先進技術、ダイナミックな走行性能を融合し、コンパクトクロスオーバー体験を再定義したとしている。

2.0リットルエンジンと最新のXtronic CVTの組み合わせにより、俊敏な走りと同クラス最高レベルの燃費性能を実現。現代のドライバーニーズに応える総合的なパッケージとなっているという。

安全面では、初めてProPILOTを採用。自動ブレーキや後側方車両検知など、最先端の安全機能を多数搭載し、ドライバーに安心感を提供する。

室内は、従来型と比べてより広々とした機能的な空間となり、パノラマサンルーフやゼログラビティシートなど上質な装備も充実。2つの12.3インチディスプレイやワイヤレスApple CarPlay/Android Auto、Bose10スピーカーサウンドシステムなど、先進的な接続性とエンターテインメント機能も備えている。

エクステリアデザインは、アスレチックスニーカーのソールからインスピレーションを得たロッカーパネルデザインや、19インチアルミホイールなど、力強さと革新性を表現。全長・全高・全幅とも従来モデルより拡大し、存在感を高めている。

新型キックスは、日産のグローバルビジネスプラン「The Arc」の一環として中東地域に投入される2番目のモデル。2026年度までに同地域で5つの新モデルを発売する計画の一部だ。

新型は現在、中東地域の日産販売店ネットワークを通じて4つのグレード(S、SV、SV+、SL)で販売されている。各グレードは異なるライフスタイルに対応するよう設計されており、幅広い顧客ニーズに応える構成となっている。

《森脇稔》

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