積水化学、環境配慮の新塗装技術「塗料転写シート」出展へ…IAAE2025

積水化学工業の「第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025(IAAE2025)」ブースイメージ
積水化学工業の「第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025(IAAE2025)」ブースイメージ全 1 枚

積水化学工業は、2月26日から28日まで東京ビッグサイトで開催される「第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025(IAAE2025)」に、環境に優しい新しい塗装技術「塗料転写シート」を出展する。

この塗料転写シートは、積水化学の独自技術により開発されたもので、自動車塗装工程におけるCO2削減に大きく貢献する。塗料層を転写フィルムと支持フィルムで挟んだ構成で、厚みは通常塗装と同じ数十μm。ロール状態で保管可能で、多様な塗料が適用できる。特に、自動車外装で実績のある熱硬化塗料を使用している。

この技術は、ツートンカラー車の製造工程でCO2排出量をおおよそ半減させることが可能であり、環境への貢献が期待されている。展示会では、塗料転写シートの実際の使用方法をデモンストレーションで紹介し、その効果と利便性を直接体験できる。

積水化学グループは、長期ビジョン“Vision 2030”のもと、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを進めている。モビリティ分野における安全性、環境対策、デザイン・快適性の課題解決に積極的に取り組み、より良いモビリティの実現を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る