キアの次世代EV『PV5』、外装デザイン先行公開…日本仕様は?

キアPV5
キアPV5全 4 枚

ヒョンデ傘下のキアは、2月24日のワールドプレミアに先立ち、新型EV『PV5』のエクステリアデザインを公開した。PV5は日本市場への導入が予定されている。

日本にも導入されるキアの次世代EV『PV5』

PV5は、キアが新たに展開する「Platform Beyond Vehicle(PBV)」グローバル事業戦略の第一弾モデルとなる。この戦略は、空間とモビリティの概念を再定義することを目指している。PV5は、キアの世界をリードする電気自動車技術を活用し、革新的なモジュール性を通じて前例のない柔軟性とカスタマイズ性を提供する。

キアは、幅広い用途に対応するためにPV5を複数の仕様で発売する予定だ。乗用車モデルと商用車モデルに加え、特殊な改造オプションを含む追加モデルが2025年のキアEVデーで発表される。

PV5のデザインは、従来の小型商用車の概念を超越し、モジュラーアプローチによる柔軟性とカスタマイズ性を強調した斬新な美学を特徴としている。

乗用車モデルは、洗練された幾何学的なプロファイルと大きな窓面積による優れた視認性を備えている。ボディカラーとコントラストを成す黒いグラフィックガラス枠が特徴的だ。また、頑丈な黒い幾何学的なホイールアーチクラッディングとロッカーパネルが、キアのSUVラインナップとの連続性を示している。

一方、商用車モデルは乗用車モデルと同じ幾何学的デザインを共有しつつ、より箱型のプロファイルを採用し、空間効率を高めている。主な違いは、積み下ろしの利便性を最適化した両開きのテールゲートドアにある。

キアは2月24日、スペイン・タラゴナで2025年キアEVデーを開催し、PV5の完全な製品ラインナップと派生モデル、改造オプションを公開するとともに、PBV事業の戦略計画を発表する予定だ。

PV5の登場により、キアは次世代モビリティ市場での競争力強化を図るとともに、多様化するユーザーニーズに応える柔軟な電気自動車の提供を目指している。

《森脇稔》

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