相鉄バスがクレジットカードなどのタッチ決済サービスを導入…高速バスなど3路線

相鉄バス
相鉄バス全 2 枚

相鉄グループの相鉄バス、三井住友カード、ジェーシービー、レシップ、QUADRACは3月15日から、横浜市内発着の高速バスなど3路線で、タッチ決済対応のカードや、カードが設定されたスマートフォンなどによる乗車サービスを開始する。

対象路線は、二俣川駅北口~羽田空港線(二俣川駅北口を発車する便のみ対象)、横浜駅西口~富士急ハイランド・河口湖駅線(相鉄バス運行便のみ対象)、横浜駅西口~三井アウトレットパーク横浜ベイサイド線の3路線。

バスの利用時に、バスの乗降口に設置された「対象ブランドのタッチ決済読み取り端末」に、手持ちのタッチ決済対応カードやスマートフォンなどをかざすと、支払いが完了する。対応ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover 、銀聯。Mastercardが、後日追加予定だ。

相鉄バスでは、クレジットカードなどのタッチ決済サービスの導入によりキャッシュレス化を推進し、多様な決済手段を利用者に提供することで、高速バスの利便性と快適性の向上を図る。今後もタッチ決済が利用可能な路線を拡大することで、キャッシュレス社会への対応を進めていく。

今回のタッチ決済導入では、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」(ステラトランジット)を活用した。三井住友カードは、キャッシュレス導入に際した課題を解決するために、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で、事業者向け決済プラットフォーム「stera」を構築している。

stera transitは、steraの決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」 を活用した公共交通機関向けソリューションだ。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待される。またsteratransitの技術は、MaaS やスマートシティの認証基盤としても活用でき、全国各地で導入を予定しているという。

《高木啓》

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