ホンダの三部社長「痛みを伴う経営判断をスピーディに」…ホンダ日産の経営統合、検討を中止

ホンダの三部社長(2024年12月)
ホンダの三部社長(2024年12月)全 3 枚

本田技研工業(ホンダ)の三部敏宏社長は「痛みを伴う経営判断をスピーディに行なうことが必要だった」と語る。日産自動車とホンダは2月13日、2社の経営統合に関する協議・検討を終了すると発表した。協議の過程で日産子会社化の提案があったことは、今回の発表で公表された。

提案の理由についてホンダの三部社長は「持ち株会社の下の子会社という構成では、厳しい判断が迫られる局面において、持ち株会社のボードでの議論に時間がかかり、判断のスピードが鈍る。株式交換による経営統合で、『ワンガバナンス』体制の早期確立をめざした」と説明する。ワンガバナンスによる意思決定の迅速化を最優先したわけだ。

だが日産は……。
「ワンガバナンス」で急ぎたいホンダと、独立維持を心配した日産---経営統合の検討を中止
https://response.jp/article/2025/02/14/392024.html

破談への道、54日間の“婚約”---ホンダ日産の経営統合
https://response.jp/article/2025/02/17/392114.html

《高木啓》

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