ポールスターは、主力電動SUVの『ポールスター3』の2026年モデルから、現行のNVIDIA DRIVE AGX Xavierプロセッサに代わり、より高性能なNVIDIA DRIVE AGX Orinプロセッサを搭載すると発表した。
注目すべきは、この大幅な処理能力向上をもたらすハードウェアアップグレードを、既存のポールスター3オーナーにも無償で提供するという点だ。これは、顧客に最高のユーザー体験を届けるというポールスターのブランド理念に基づいた決定である。
ポールスターのマイケル・ローシェラーCEOは、「ヨーロッパ初のソフトウェア定義車のポールスター3の頭脳がさらにパワーアップする。新技術が利用可能になった時点で車両のハードウェアをアップグレードできる能力は、顧客に最高のオーナーシップ体験を提供するというコミットメントを示すもの。Orinプロセッサへのアップグレードにより、すでに優れたポールスター3がさらに進化する」と語る。
