ボッシュ、VWのソフトウェア部門「CARIAD」と提携強化…自動運転技術の開発を加速

フォルクスワーゲンID.Buzzベースの自動運転車
フォルクスワーゲンID.Buzzベースの自動運転車全 1 枚

フォルクスワーゲン(VW)グループのソフトウェア部門のCARIADは、自動運転技術の開発と普及を加速させるため、ボッシュとの提携を強化すると発表した。両社は2022年に「自動運転アライアンス」を結成し、レベル3までの先進運転支援システム(ADAS)の開発に取り組んでいる。

アライアンスの目標は、全ての車種に搭載可能で、誰もが利用できる自動運転プラットフォームの構築だ。実世界のデータを活用し、アジャイル開発手法を採用することで、新しい運転機能を効率的かつ確実に市場に投入することを目指している。

2023年には初めての試験車両を導入し、共同開発したソフトウェアスタックの改良を実データを用いて行った。最近では、実証実験の範囲を日本と米国にも拡大。VWの電気自動車『ID.Buzz』を使用し、複雑な都市部や高速道路の走行シーンにおいて、アライアンスのソフトウェアスタックを評価している。


《森脇稔》

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