ボッシュ、VWのソフトウェア部門「CARIAD」と提携強化…自動運転技術の開発を加速

フォルクスワーゲンID.Buzzベースの自動運転車
フォルクスワーゲンID.Buzzベースの自動運転車全 1 枚

フォルクスワーゲン(VW)グループのソフトウェア部門のCARIADは、自動運転技術の開発と普及を加速させるため、ボッシュとの提携を強化すると発表した。両社は2022年に「自動運転アライアンス」を結成し、レベル3までの先進運転支援システム(ADAS)の開発に取り組んでいる。

アライアンスの目標は、全ての車種に搭載可能で、誰もが利用できる自動運転プラットフォームの構築だ。実世界のデータを活用し、アジャイル開発手法を採用することで、新しい運転機能を効率的かつ確実に市場に投入することを目指している。

2023年には初めての試験車両を導入し、共同開発したソフトウェアスタックの改良を実データを用いて行った。最近では、実証実験の範囲を日本と米国にも拡大。VWの電気自動車『ID.Buzz』を使用し、複雑な都市部や高速道路の走行シーンにおいて、アライアンスのソフトウェアスタックを評価している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. 「最もインテリジェント」メルセデスベンツ『CLA』新型を日本初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る