トヨタ、認証業務への影響を経営判断する仕組み導入

トヨタ自動車は、国土交通省からの是正命令を受け、2月27日に再発防止策の進捗を報告した。今回の報告は、四半期ごとの第2回目のものである。

トヨタは「基盤の強化」「ものづくり」「人づくり」の3つの柱を中心に、法令遵守の意識向上と正しい業務遂行のための体制見直しを進めている。経営層が現場に入り、異常に対する迅速な対応を行う「現場経営」を推進している。

具体的な取り組みとして、経営層が認証業務の現場を巡回し、問題を把握し即断即決で対応策を講じる体制を整えた。また、車両開発過程での異常管理強化や内部統制の強化を図っている。さらに、開発中プロジェクトに再発防止策を組み込んだ新運用を開始し、認証業務への影響を経営判断する仕組みを導入した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  5. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る