ルノーの水素燃料電池合弁「HYVIA」、法的清算へ… 欧州の水素モビリティ成長遅れが影響

ルノー・マスターH2-Techのプロトタイプ(参考)
ルノー・マスターH2-Techのプロトタイプ(参考)全 3 枚

ルノーグループ傘下で、水素燃料電池の合弁会社のハイビア(HYVIA)は、法的清算に入ることを決定したと発表した。ヴェルサイユ経済裁判所は、2024年12月に開始されたHYVIAの法的再生手続きを、法的清算に切り替える判決を下した。

この決定は、司法管財人が実施した買収候補者の探索プロセスにおいて、信頼できる買収オファーが得られなかったことを受けてのものだ。

HYVIAが直面した困難は、主に欧州における水素モビリティのエコシステムの成長が遅すぎたこと、そして水素イノベーションに必要な開発コストが非常に高額だったことに起因するという。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る