ステランティス、欧州自動車産業の未来に関する戦略対話を「歓迎する」と発表

ステランティス傘下の各ブランド
ステランティス傘下の各ブランド全 5 枚

ステランティスは、欧州委員会の欧州自動車産業の将来に関する戦略対話の結果を「歓迎する」と発表した。この対話は、自動車産業の競争力維持と環境目標達成の両立を目指すものだ。

ステランティスは、特にステファン・セジュルネ執行副委員長とアポストロス・ツィツィコスタス委員の取り組みを評価している。同社は、ソフトウェアや自動運転などのイノベーションを重視する委員会の姿勢に賛同し、最近のミストラルAIとの提携を例に挙げて、自社の戦略の中心にイノベーションがあることを強調した。

欧州自動車工業会(ACEA)が指摘したように、CO2排出目標に関する柔軟性の導入は、業界の競争力を維持しつつ電動化への取り組みを継続するための重要な第一歩となる。ステランティスは、この提案が迅速に法制化されることを期待する。

さらに、購入補助金や税制優遇措置、安価なグリーンエネルギー、充電インフラへの投資など、電動化の加速に向けた支援策の重要性も指摘された。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る